2020.02.10
バンコクの日本人経営ヨガスタジオ「SANSEED」の石原です。
SANSEEDヨガスタジオでは平日朝8時より「朝ヨガ」のクラスを設定しています。
今日は朝活のひとつである「朝ヨガ」について。
朝ヨガとは、その名前のとおり朝にヨガを行うこと。
起床~出勤前の目覚めて間もない時間帯は、精神的にもクリアな状態。ヨガや瞑想を行うのに適している時間帯といわれています。
朝ヨガの効果をすこしまとめてみました。
朝ヨガをすると、寝ているときに優位になる「副交感神経」から日中に優位になる「交感神経」への切り替えがスムーズになり、気分も爽快になります。
誰しも朝にだるさを感じたり、やる気が起きないときがあるもの。そんなときの気持ちのリフレッシュに朝ヨガは効果的。一日の集中力も向上するので、その後の家事や育児、仕事もやる気がでてくるでしょう。
早起きをして、時間にゆとりを持って行う朝ヨガは、身体と心のバランスをとるのに効果的です。
朝から清々しい気持ちで有意義な時間を過ごすことで、良い気持ちで1日をスタートを切ることができ、その日の充実度も向上することが期待できます。
朝起きて日光を浴びると、私たちの脳内では「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。
セロトニンは、精神の安定や安心感や平常心、頭の回転をよくして直観力を上げるなど、脳を活発に働かせる鍵となる脳内物質。通称「幸せホルモン」ともいわれます。
特に、ストレスに対して効能があり、自らの体内で自然に生成されるもので、精神安定剤とよく似た分子構造をしています。
セロトニンは、リズミカルな運動によって活性化されるという特徴があります。ゆったりとした呼吸と共に動くヨガは、セロトニンの分泌にとても効果的。つまり、朝日を浴びた後で行う朝ヨガはセロトニンを増やすのに効果的です。
起きた直後は、一日のうちで最も体温が低い時間です。起床直後は血糖値の低い状態なので、脂肪が燃えやすい時間といえます。朝ヨガで体を温め、基礎代謝を上げることで脂肪燃焼効果が期待できます。
また、夜間に消化が行われ、朝は排泄する時間となります。朝ヨガを行うことで、内臓を刺激したりマッサージするポーズを行うと、体内の老廃物をデトックスする効果も期待できます。
朝ヨガは自宅で簡単に行うことができますが、スタジオのプログラムに参加したり、朝活イベントに参加したりして行うと継続しやすいでしょう。
朝ヨガで体の調子を整えることで、すっきりした気分で一日を過ごすことができるので、朝起きるのが苦手な人も習慣にしてみてください。